裕貴「お母さんたちに何て言っていいのかな...もう、そんな学校にいかせられないとか言いそう...」
りゅう「あー、お前の親はそういうだろうな。」
裕貴「りゅう、何て言ったらいいかなぁ。」
りゅう「そうだな。うーん。とりあえずやられたこと隠さずいうしかないだろうな。てか、お前のことだ。絶対隠すだろ。俺も一緒にいってやる。」
裕貴「え!?」
確かに隠すかもしれないけど...
うちのお母さんだってりゅうに彼女がいることはしっている。
その彼女からりゅうをとるなんてって言われそう。
りゅう「なにかとお前の親はお前のことになると厳しいからな。それだけお前のこと大事に思ってんだから」
裕貴「それはいいんだけどさ。......ねぇ、そういえば...あの人今年の5月出所してくるんだよね...」
りゅう「あ?あー、そうだな。てか、もうそんなこと気にすんな。警察に捕まったんだ。刑務所からでてきても、またそんなことしようとは思わねぇだろ」
裕貴「うん、そうだね。」
でも、怖いんだ。また......
りゅう「裕貴、お前は今のこと考えろ。てか、もう家ついたけど?」
裕貴「え!?私いつ電車降りた!?」
りゅう「え?普通に降りてたぞ?大丈夫かよ。明日学校休んだ方がいいんじゃね?」
裕貴「うんん。行く...休みたくないし...早めに別れたいし。」
りゅう「それもそうだな。」


