その声に驚いて煙草を地面に落としてしまった。
私たちの前には自転車に乗った男の子たちがいて。
2台とも2ケツしているから合計4人。
咄嗟に落ちた煙草を拾ってポケットに突っ込んだ。
「『おはよー』じゃねーだろ、今真夜中だし」
「アハハ、そうだったー」
「コイツ本物のアホだ…この子たち引いちゃってんじゃん!」
男の子たちは楽しそうに絡み合っている。
見たことない子たち…でもみんな髪を染めていたりピアスをしていたり。
どっからどう見ても不良っぽい。
でも同い年くらいに見えるかな……。
隣にいた泉が「ウケるし」と言って笑っている。
普段はナンパとか嫌いな泉だけど、今回はなんだか楽しそう。
「何してんの?ってか中学生?」
銀髪頭の男の子がそう言うと、泉が頷いた。
「マジで?俺らもなんだけど。大人っぽいね?最初高校生かと思ったわ」



