なんだろう、すげー緊張してんな俺。 心臓がバクバク鳴っているのを感じる。 それに対してりりが静かに頷いた。 「待ってる…ね」 そう言って再び俺の胸の中に飛び込んできた。 マジかよ…。 意味、わかってんだよな? 嬉しくて、俺もりりの事を強く抱きしめた。 少し力を入れたら折れてしまいそうな細い体…。 ずっと守っていきたい。 …早く決着つけてぇな。