「そんなこと言ってると友達出来ませんよ?」 「一生の友達が三人いるから大丈夫です」 まあ、人間じゃなくて式なんだけど。 俺の言葉の意味を読み取ったように、桃子は笑いをかみ殺している。 そして、ここでの時間が終わることを告げるように、点滅する光があふれだした。 「では、桃子さん。大人しくのぼってゆかれませ」 「ええ。また、お逢いしましょうね」 ……言っても聞かないタイプか。 反論するのも面倒だったから、曖昧に笑みを返した。 そこで意識は途切れた。