+
「……おい」
「うん?」
「悪目立ちするから離れて歩いてくれないか」
「えー。せっかくの白とのデートな
回転廻し蹴りを腹に喰らわせた。
その場にうずくまる黒。
「は、白……言って置くけどこれ、俺じゃなかったらアバラが何本かいってるからな……」
「だからお前しか蹴らねーよ」
まったくこの能天気は。
黒と依頼主のところへ一緒に行くことになり、一度帰宅してから合流した。
そしたらこいつ、着流しで来やがった。
…………。
お互い、家柄もあって家では普段着なそれだけど、街中歩くのに着流しって……悪目立ちしかしないだろ。



