「・・・・・・・リクに言われたの?」


「えっ!?あっ、まぁーー、そんなとこ。」


「心配いらないって言ったのに。」


「いいじゃん!!久しぶりに一緒にいられるんだよ!!」


「まぁ、・・・・・・そうだな!!あっ!俺智兄にゲーム買ってもらったんだよ。一緒にやるか?」


「やるーーーー!!楽しみ!!」


私達はスタジオの中にあるいつもの部屋に布団とクッション、毛布を持ってきた。


「寒くない?雫。」


「うん。大丈夫だよ。魁音は?」


「大丈夫。後、はい。ココア作ってきた。」


「おぉー!ありがとう。・・・・・・あったかい。」


私は魁音の隣に座った。


壁に背中をつけて毛布を被る。


「・・・・・・・久しぶりだね。ここでゆっくりするの。」


「だな。・・・・・前は、ロックフェスの前の日かな?確か。その後に俺が入院しちゃったから。」


「うん。・・・・・懐かしいね。2ヵ月前のことなのに。」


「そうだな。」


私はちょっと気になっていたことを魁音に聞くことにした。