「次にいきましょ!次は…」
「次は 黒森都市の国立月ヶ瀬魔法学院
光国唯一の国立学校で設立以来都市代表から外れたことがない学校だね」
紅葉が確認しようとした時、堺人が答えた。
紅葉たちは おお と感心する。
「流石ですね!」
「まぁ、地元校だからね。」
国立月ヶ瀬魔法学院
堺人が言った通り、国が唯一認めた学校で、魔法、戦闘、両方が一流で偏りがない。
才華龍学院と同じく世界屈指の学校だ。
「事実上、全国で才華龍学院は月ヶ瀬に何回か勝っています。
勿論、負けたことも何回かある、ライバル校ですね。」
紅葉は人差し指を立てていった。
「月ヶ瀬は、少し変わった制服ですよね」
そう言ってページをめくると男女の制服が現れた。
制服は変わった形の白色のセーラー服。
ピンク色の襟から二の腕までは袖がなく、二の腕下からは浴衣のような袖。
その途中からある袖は胸部に黄色のボタンがついていて、それで袖と服を繋げている。
赤色のスカーフは元からネクタイのようになっている。
下の方に1つの白色の線がはいったプリーツスカート。
見えている二の腕は赤色の服をきているため肌は見えない。(暑いときは赤色の服はタンクトップにする人が多く直接肌が見える)
男子はブレザーに見えるが女子と同じく袖の部分が浴衣のようになっている。
ネクタイの色は赤色、ブレザーは白、ズボンは黒色だ。
「月ヶ瀬には、異名を持った人たちがたくさんいます。
高等部生徒会長
3年 三日月 文夜 (みかづき ふみよ)さん
異名は ナイトクライシス (危険な夜)」
漆黒のミディアムで左右に黄色の紐が垂れている。
瞳の色は緑で眼鏡をつけている女性。
「旧影国には、月の貴族、一族があるけど、その中でも強力な魔法をもった4つの一族があるんだ。
満月一族、半月一族、三日月一族、新月一族
これらを四大一族と呼んでいるんた。」
そして、それぞれの能力を使うと月のような瞳になる。
例えば、満月なら黄色、半月なら半分が黄色となっている。
「文夜さんは夜の闇の中を自在に行き交う、言わば“猫”だね。
音も匂いもしないし、見えもしないから危険だって言われてる。」
堺人の説明になるほどとうなずく。
「では、次に、高等部副生徒会長
2年 月館 琉唯 (つきだて るい)さん
異名は アストラル (星の世界)」
藍色の耳にかかるほどのふわりとした髪で、瞳は青色と黄色のオッドアイの男性。
「あと、有名なのは四神ですね
木の使い手で春の子
東門 青衣 (とうもん あおい)さん
異名は 青龍の青衣
火の使い手で夏の子
南門 朱里 (なんもん しゅり)さん
異名は 朱雀の朱里
金の使い手で秋の子
西門 白夜 (せいもん はくや)くん
異名は 白虎の白夜
水の使い手で冬の子
北門 玄真 (ほくもん げんま)くん
異名は 玄武の玄真
4人とも高等部1年で、今年が都市代表は小隊、個人ともに初めてみたいですね。
個人部門では、
青衣さんは遠距離魔法と弓術
朱里さんは近距離魔法と剣術二刀流
白夜くんはポールウェポン
玄真くんは中距離魔法と弓術
個人では全員優勝、弓術は青衣さんが準優勝です」
紅葉はまたページをめくる。
「小隊はさきほどの6人で優勝しています。」



