放課後4時10分、校舎5階で君を待つ。




不意打ちのでこピン。



「お前は恋愛運だけ買っとけ。2個も買ったら金がかかんだろ」

「・・・でも、」




そう言い掛けた所で、葉月君の大きな手が私の頭の上に優しく置かれた。




「ありがとな。気にしてくれて」




その表情は優しくて、だけど今にも壊れてしまいそうなほど弱弱しくて。


私は頷くことしかできなかった。