「星をきみにあげる」
青春・友情
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伊藤ゆづき/著
- 作品番号
- 1684943
- 最終更新
- 2022/12/25
- 総文字数
- 4,585
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 73
- いいね数
- 0
「ねえ、星をとってよ」
「無理に決まってるだろ」
彼女は――ルナは何を考えているか分からない人だった。
砂漠のことを金箔の海と言い
花びらが落ちることを花が踊っていると言い
友達がいない僕のことを愉快な人だと言う。
そんな彼女を人は、天才と呼んだ。
「私ね、死ぬんだ」
「……え?」
「だから翔にはもう、会えなくなる」
これは、世界一意味不明で天才な彼女に贈る、僕の物語だ。
- あらすじ
- 一ノ瀬翔は小説家に憧れるも、中学生の時に小説を書いていることを笑われて以来、小説が書けなくなっていた。ある日バイト帰りの公園で、同い年のルナと名乗る女子高生に出会う。彼女は小説家だと名乗った。そして翔が小説家を目指していることを知ると「私に星をくれたら、きみを小説家にしてあげる」と言ってきて――?
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