「お前は…俺の妻だよな?」
「左様でございます…」
廊下の壁とリオン様に挟まれ…
逃げようとしたら両腕で閉じ込められ…
「例え…眠ってる兄相手でも…浮気は許さない」
「う、浮気っ?!」
浮気なんてしないよ?!
私は、リオン様の妻だし妃だし…っ
リオン様が近い近いっ!!
ドキドキする!!
「あのっ…リオン様…近いですし…あのココ廊下ですし…誰か来ちゃいますし…」
「…お前が妬かせるのが悪い」
え?妬かせる?
呟くリオン様の言葉
それの意味を理解する前に…
「んっ…」
熱いキスが降り注がれた
何度も何度も繰り返されるキスの雨
時折、見せるリオン様の瞳はとても色っぽい
何これ…凄くドキドキする
「んっ…ぷはっ…」
「ぷはってお前…息止めてるのか?」
「え、はい…」
急にされたもんだからビックリしたし
キスする時の息の仕方なんて教わってない
「窒息するぞ…?」
「だって…知らないですもん」
私が膨れるとリオン様は笑う
もう怒ってないらしい
「覚えろ。俺はもっと長時間したい」
「?!!」
一気に顔に熱が集まる
何を言ってるの?!リオン様!
そんな私を無視してリオン様は再び廊下を歩き出す
何なの?!っと思いながらも私もリオン様の後に付いて再び歩き始めた


