倉庫に連れてくと決めた。明星もあとから、行くと言った しかし、校門前……“ヤツ”がいたんだ 相変わらず、人をイラつかせる話し方。 「誰?」 明星がそう話しかけてんのも答えずに……いや、答える余裕なんて、なかった。 そいつが近づいてきて、少し明星の様子がおかしくなった 冷や汗までかいてる 手を握ってやりたかったけど、明星にそれはダメだ。