「愛紗!タオルもってこい!」 愛紗もいたんだって、安心してる自分もいる けど、……苦しい…… 「こっ……は、……と……」 「明星、ゆっくり、ゆっくり吸って」 「すーー」 「そのままゆっくり、吐いて」 「はぁぁぁー」 少しずつ落ち着きが戻ってくる 「おとうさんっ!もってきた!」 「愛紗ありがとう」 そのタオルを私の口元へ当てて、呼吸を整える