「好きなわけないでしょ!!」 「……ムキになるってことは…傾き始めてるんだね」 あまりにも悲しそうに苦しそうに切なそうにいう彼に何を言えるわけもなく ただ、黙っていた。 「奏風…としてやり直した人生だったんだ。」 奏風は苦しそうに私を見て微笑んだ_______________