そして、やっとみんなが揃ってソファやベッドやらに座ると



「それで?明星、どうした?」


きっと分かってるんだよね?誠也さん。その上で、聞いてるんですよね?


「お話があって、来ました。」


そう言うと、一気に空気がピリッと張ったのがわかった。


「…まあ、龍凰の総長、そしてしばらく姿を消したと噂されて今や伝説の強さを誇る白姫…嶺華さんが自らここまで来るってことは……よほどの事ですか?」



フフっと笑みを浮かべてるが、それが本気の笑いでないことくらい纏ってるオーラでわかる。


「はい。場合によっては。」