「……」 何も言わない俺に、不安を感じてるのか瞳が揺れてる 奏風を裏切ることは出来ない。 でも……小さい頃から、俺はずっと…… 「……きだ…」 「え?」 「小さい時からずっとずっと唯愛が好きだ」 結局、自分のことばっか。 奏風を裏切ったんだ、俺は。