結局、自分が悪かったんだ。
診察を終えると小林先生が私に言った。
「仕方ないが・・・・・・今回はスタメンを下ろす。ただ、怪我が治って今までのようにできるようになったらスタメンに入れようと思う。まずは安静にしろよ。」
「・・・・・・・・・・・・・はい。」
「東吾!俺は一回学校に戻るからお前は由紀のこと送ってやれよ。」
「はい!!」
私の脚は湿布と包帯で固定されている。
何とか歩けるけど、まだ脚をつくと痛みが走る。
「由紀。おんぶしてやるから後ろに乗れ。」
「・・・・・・ん。ありがとう。」
私は東吾のシャツをぎゅっと掴んだ。
悔しい、悔しい、悔しい。
ここまでやってきたのに、どうして怪我なんかするの?
自分が情けなくて、自分が悪いのに行き場のない感情を抑えるので精一杯だ。
病院のバス停からいつものバスに乗って家に帰る。
「東吾、荷物とか、どうしたの?」
「ん?あぁ、チームの奴らに任せといた。だから大丈夫。」
「そっか。・・・・・・・ごめんなさい。」
診察を終えると小林先生が私に言った。
「仕方ないが・・・・・・今回はスタメンを下ろす。ただ、怪我が治って今までのようにできるようになったらスタメンに入れようと思う。まずは安静にしろよ。」
「・・・・・・・・・・・・・はい。」
「東吾!俺は一回学校に戻るからお前は由紀のこと送ってやれよ。」
「はい!!」
私の脚は湿布と包帯で固定されている。
何とか歩けるけど、まだ脚をつくと痛みが走る。
「由紀。おんぶしてやるから後ろに乗れ。」
「・・・・・・ん。ありがとう。」
私は東吾のシャツをぎゅっと掴んだ。
悔しい、悔しい、悔しい。
ここまでやってきたのに、どうして怪我なんかするの?
自分が情けなくて、自分が悪いのに行き場のない感情を抑えるので精一杯だ。
病院のバス停からいつものバスに乗って家に帰る。
「東吾、荷物とか、どうしたの?」
「ん?あぁ、チームの奴らに任せといた。だから大丈夫。」
「そっか。・・・・・・・ごめんなさい。」



