リストバンドの約束

「荷物OK!バッシュOK!スマホOK!よし、準備完了!!」


自分の部屋で1通り荷物を確認して家を出る。


「いってきまーす!」


玄関で騒いで私はバス停に向かう。


「荷物重すぎっ!肩折れそう・・・・・。」


どうにかこうにかたどり着いて床に荷物を置く。


今日から合宿スタート。


ワクワクしてるけど、キツそうだなー。


メニューとかも厳しくなるって言ってたし。


スマホで日程を確認しているとバスが来た。


荷物が座ってる人に当たらないように気をつけながら乗ると、スッと前から荷物を持たれた。


「持つよ。」


先に乗っていた東吾が荷物を持ってくれた。


「ありがとう。それと、おはよ。」


いつものように1番後ろの席に座る。


「おはよ。・・・・・荷物多くない?」


東吾の荷物はスポーツバック一つだけ。


「女の子は色々必要なの。仕方ないでしょー。」


「はいはい。ごめんごめん。」


最近分かった東吾の癖は私の頭に手をのせること。


嫌じゃないんだけど、ポンポンってされるたびになんかドキドキするんだよね。


でも嫌いじゃなくて、ポンッってされると落ち着くっていうか、安心するっていうか。


私変なのかな?


1人考えていると東吾が私の肩にもたれかかって寝ている。


「東吾?もう着くけど。」