リストバンドの約束

そんな由紀を見ていたらだんだん笑えてきた。


「ぷっ、あはははは!!」


「えっ!?何が面白いの?」


「だって・・・・、めっちゃ強気じゃん!?そしたら、なんか、俺が悩んでることがちっちゃく見えてきて。ぷっ、本当に飽きないなー。由紀は。」


本当に、何でそんな男前のセリフ普通に言えるんだよー。


せいぜい待ってなよ。とか、やばいでしょ?


普通今の女の子言わないよね?


すると由紀が俺を見て言った。


「私は東吾のことをカッコ悪いなんて思わないよ。最初から最後までスタメンで出てた東吾の方が何倍も凄いと思う。」


由紀が自分のペットボトルを握りながら言う。


「そりゃ、颯十君に買ってもらいたかったけどさ、ここがゴールってわけじゃないじゃん?しかも、試合ビデオで撮ったんだから何が違うのか見れるよ!!どーせ、悠香達はそんなん見ないんだから。・・・・・・・・あっちが感覚でやってるんなら、こっちはここ使わないとね?」


そう言って頭をつんつんと指でつつく。