そして、キーンコーンカーンコーン、と1時間目終了のチャイムが鳴り響いた。
廊下に立つというつまらない時間からようやく解放され、グッと伸びをする。
すると、教室から小泉パパが出てきた。
「お疲れさん」
小泉パパの含み笑いに、口を曲げる。
ほんとだよ。
超超超疲れた!!
「立ってるだけってのも、なかなかきついもんだろ?」
「それわかっててやらせたの?」
「まあな」
何もすることがなくて暇だったよ。
……あっ、そういう暇な時こそ、寝てればよかったんだ!
立ちながら寝れる技術を身につければ、どこででも眠れるし。
私としたことが無駄な時間を過ごしてしまったあああ!!
「そういえば、幸珀も神雷に入ったんだって?」
「真修から聞いたの?」
「あぁ。すごく迷惑そうにしてた」
「ははっ、やっぱり」
立場が反対だったら、私も嫌だもんなぁ。



