バカバカしいな。 私、帰ってもいいかな? 呆然としていた私とパッツン男の眼が、不意に重なった。 「君、誰?」 まさか、今私の存在に気づいたの!? ここ本当に神雷? 皆、鈍すぎじゃない? 「どうしてここに、女の子がいるの〜?」 「!?」 パッツン男が首を傾げて、さらっと真実をばらしやがった。 「誰かの彼女ー?」 「ぼ、ぼぼ、僕は男ですよ!?」 「あはは、可愛い嘘ついちゃって〜」 パッツン男の人差し指の先が、私の鼻のてっぺんにツンと当たった。 き、キモい……! 鳥肌が立ったよ。