疲れた。肩こった。


スイーツ食べたい。洋館に行ったら、桃太郎にケーキを作らせよう。そうしよう。



そういえば、副総長はずっと立ったまま寝てたな。器用すぎる。私もその技を身につけたい。




「これで、神雷は壊されずに済むね」


「ああ。守れて、よかった」



剛は窮屈だった日々を上書きするみたいに、瞼を閉じて、口元を緩ませた。


本当に大好きなんだね、神雷のことが。



「まあ、守れたのは私のおかげだけど!!」



私がいなかったら、こんなに平穏に和やかに解決しなかった。


私に膝まづいて感謝するがいい!はーはっはっはっ。



「変な作戦名以外は完璧だった」


「名前も素晴らしいでしょ?」



私のセンスがわからないとは。

1回、修行してこい。