桃太郎は私と会話することに疲れ果て、ガクッと膝から倒れこむ。
そんな桃太郎の肩に、たかやんがポンと手を置いた。
「お前の辛さはよくわかるぞ」
「た、鷹也!お前、すげぇな。あんな奴をずっと構ってやれるなんて……。俺には無理だ」
「バカの相手は大変だよな」
「新入りのバカさ加減にはついていけねぇ」
「おい、お前ら。本人の目の前で悪口言うな。殴られたいのか?あ?」
堂々とディスりやがって。
泣くぞ、こら。
「十蔵寺剛の家くらい、誰か知ってんでしょ?訪問するメンバー決めたらすぐ行くよ」
「本当に行くわけー?」
「弘也ビビッてんの?」
「呆れてるんだよ」
どこに呆れてるのかさっぱりだわ。
行動するなら、早い方がいいに決まってるじゃん。
あーだこーだ悩んでいても意味ないし。



