「突撃お宅訪問が1番手っ取り早いんだから、さっさと行ってさっさと解決しちゃおうよ」
「……今から行こうとか言い出すんじゃねぇよな?」
「もちろん、今から行くつもりだけど?」
桃太郎が恐る恐る問いかけてきたので、私は淡々と返答した。
それがどうかしたの?
平然としてる私がありえなくて、桃太郎の眉が寄せられる。
「もう10時だぜ!?」
「そうだね」
「迷惑極まりないだろ!常識的に考えろよ!!」
「桃太郎に常識なんかあったの?」
「お前よりあるわ!!」
「僕は常識には縛られないフリーダムさを尊重してるだけで、常識がないわけじゃないよ」
「それが迷惑つってんだろ!?」
迷惑って、何が?
何さっきから怒ってんの?
ビタミンちゃんと摂ってる?
「……あっ、そっか、桃太郎の言う通りだね。こんな大勢の不良が夜分に押しかけたら迷惑か」
「やっと気づいたのか!」
「じゃあ、人数を減らして行こう!」
「そうじゃねぇよ!!」



