泡色涙〜星の数の雫〜

「べ、別に何でもないです」


「ほんとか!?何かあったら野菜!肉を食え!」


「はい…お気遣いどーも…」


「おう!…まぁ淡野にはじーっくり後で話を聞くがな」


「うげっ…はい…」


絶対遅刻の事だ…ほんっと付いてないなぁ。私。


「よーし!ところで今日は転校生がいる!皆!知りたいか!!」


そんな事、聞かなくたって分かるじゃん。

琴山ってどれだけ馬鹿なんだろう。


「知りたーーーーーい!」


満場一致でその声があがると、さらに琴山は上機嫌になった。


「よし!じゃあ転校生よ。かもーん!」


こんな中迎えられる転校生ってどうなんだろう。


かわいそすぎる。転校生さん、ご愁傷様です…


(ガラガラ…)


静かに扉が開くと同時にみんな、一斉に静かになった。