夕陽side


俺は色葉 夕陽。





俺には姉さんがいる。





巷で噂の鬼姫と鬼龍だ。




小6のとき初めて姉さんが戦ってる姿を見た。





怖い位にかっこよかった。





俺は既にその時には喧嘩はできた。





でも、姉さんに言われた。





「何かを守るための喧嘩をしろ。」





それ以来俺は無意味な喧嘩をやめた。





それでも、『売られた喧嘩は買え。喧嘩は売るな。ただし、大切なものを傷つけられたら容赦はするな。』





親父からも似たようなことを喧嘩をしてきた日に言ってきた。






その日俺は、地味子姿の姉さんと歩いていた時のことでクラスでバカにされた。




俺が馬鹿にされるのは構わなかった。





でも、姉さんを馬鹿にされたことは許せなかった。






馬鹿にしてきた中心の男を本気で殴った。





そしたら一発KO






そしたら教師が来て見事に親に連絡された。





俺は構わなかった。






姉さんを馬鹿にしたやつが悪い。





なんも知らないくせに。






それから俺は夜遊びをするようになった。






無意味な喧嘩ではなく見回りとして、






そしたら黒月と呼ばれるようになっていた。






黒のように人の心を侵食し月のように綺麗に喧嘩をする






姉さんには心配されたけどね…





だから俺は姉さんを守るために黒月で強くなることを決めた。





あれ?この話ただ俺が姉さんをどれだけ好きか話した…だけだな…





俺もしかしてシスコン?