小松 和side





私は悩んでいた。




実は私はハッカーをしている。喧嘩もできるけど手痛くなるからいつも包帯巻いて殴ってる。





学校では地味+弱いってキャラ作りをしている。





そしてこの前呼び出せと言われたのが色葉灯だった。





なんか申し訳なくて地味子モードで謝った。





そしたら、灯からは





「私は大丈夫。でもあなた何かを人質に取られているでしょう?」





なんて言うの。






自分の事より相手気にするってどんだけなの!





と思ってさらに心配したら





長い黒髪を鷲掴みにし引っ張った。





そしたら綺麗な藍色の髪が出てきた。





噂では藍色のロングの髪をしている一匹狼がいるとか、その名前は鬼姫だとか色々あるけど私は思わず





「…ッ!鬼姫…さん」






と、つぶやいてしまった。





そうしたら彼女は笑顔で






「ね?私が取り返してきて来てあげる。私は大丈夫だから」





なんて言うの…





安心して思わずネックレスのことを叫ぶように言ってしまった。





この人なら、この人なら信用できるかもしれない…





私はそう思うようになっていた。