庵side
昨日俺は親父と色葉組に行った。
そしたら灯がいた。
確かにな灯の苗字が色葉だったから俺の気づくのが遅かっただけなんだろうけど
親父に灯と話をさせてくれと言ったらすぐにOKもらえて内心すごくびっくりした
「まさか、お前が色葉組の娘だったとはな、これでまた1つ情報ゲット…だな?」
そう言ったら、灯やつ
「そうですね、私も風見先輩が風見組の若頭だったなんて驚きです。」
そう冷静に言った
俺は他人のようなその態度が気に食わなかった。
「その風見先輩ってのやめろ。庵でいい。あと敬語もいらない。」
俺は無愛想にそう言った。
せっかく得た情報だが、まだあいつらには黙っておこう
なんか、俺だけが知ってるって感じがして嬉しい
灯、俺はお前のことが欲しい。