In教室




「のーどーかー!」





あれ?もう授業始まってるはずなのに先生来てないな…





黒板を見るとデカデカと『自習』野文字が…





そうだ、ここ不良高校だった…





「色葉さんっ!無事でしたか!?」





私の顔を見ると心配そうに私を見つめる。





「大丈夫。これでしょ?ネックレス。はい」





「…ありがとう…ありがとう!」





あらら、泣き出しちゃった…




これじゃ私が泣かせたみたいじゃん…





「和、こっち来て」




あまりにも好奇の目が多かったから朝、和がリンチ?を教えてくれた教室に入った





「和、泣き止んで!私も大丈夫だし、ネックレスも無事だし、泣いてたらその亡くなった幼なじみさんに私が泣かせたーって言われちゃうよ!」





「…ご、ごめん、なさい…」





「こらっ!そこはごめんなさいじゃなくてありがとうでいいんだよ!」





「うん!色葉さんありがとう!」





やっぱり照れるな…





「和、私のこと灯って呼んで!後敬語も要らない!」





「分かった!灯、ありがとうね!」





その後私達はいっぱい話した





そして、和にはお兄さんがいて、パソコンが得意でこの学校に来たのは、お兄さんが通っていた高校だったらしい





「灯そろそろ教室帰ろっか」





「そうだね!」












ガラッ





「あなた達!どこに行っていたの!?この私の授業をサボるなんて!」





ケバくてやけに露出度高目の服装の女教師が金切り声で突っかかてきた




「色葉さん!聞いているの!?罰としてこの問題解いてみなさい!」





へーへー、どれどれ、これ結構難関の大学の問題ジャン





よゆーだけどw




カッカッカッ





「センセー、解けましたよー」




「ふっ解けるはずないでしょ!この問題は〇〇大学の問題なんだから!……あれっ?合ってる…」





「よしっ!」




ちょっと復讐してやろーww




「センセー、わたしぃこの問題がぁ分かんないんですぅ教えて下さいませんかぁ?」





「…」





お、黙って解き始めた





「プッ、センセー、間違ってますよぉ、どうやったらそんな答えになるんですかぁ?正解は…」





私が問題を正確に解くとネットで問題の答えを調べてたらしき男子がボソッと「合ってる…」と言った。





「センセー、センセー言いましたよねぇ、私授業をサボるなんてって、でもこんな問題も間違えるようなセンセーの話なんて聞く必要なんて無いですよねぇ?」






カァッ






「…教師授業は自習にします…」





教室出てっちゃった!





教室内から拍手が起こった






私何もしてないよ?






「灯!すごい!何でその問題解けるの?」






「んー、強いて言うなら私大学卒業してるから…かな?」





「やっぱ灯すごい!ね!勉強教えて!あのケバいおばさんより絶対灯の方が分かりやすいよ!」





「私はいいけど、みんなが…」






「俺は、良いよー」





そういったのは日向だった





クラスの中心の日向が声を上げたからか他のみんなからも賛成の声が上がった





なんだ、みんな見た目が派出だけど、中身はいい奴らじゃん!





「いいけど、私スパルタだから…ね?」






その後…ケバセンセーの授業は何故か私が教えることになった