「風花、なんかあった?」 一人で登校して教室に着くと、愛菜ちゃんが不思議そうな顔であたしのところにやってきた。 「え?どうして?」 泣いて目が腫れちゃってたり? なんか顔に出ちゃってたりしたかな? 「なんか、スッキリした顔してる」 思ってもいなかった返答に、あたしは、ん?と愛菜ちゃんを見返した。 スッキリ? まあたしかに、自分でも不思議なんだけど、晴れ晴れした気持ちではあるような。 「そ、そうかな?」