「それで、ふわ子は幸せなの?」 幸せ?幸せかどうかなんて。 「……わからない」 今まで通り、空くんとあたしは幼なじみで。 一緒に学校に行ったり、休みの日に何かをするでもなく部屋でおしゃべりをしたり。 空くんの近くにいられるだけで、あたしは幸せなんだって思ってた。 思ってたけどーーー……。 気づけばぽろぽろと涙が流れていて、あたしは慌てて手で拭う。 ……なんで涙なんか。 そう思っていたら、あたしの手にもうひとつの手が重なった。