お前だけは離さねぇ〜甘々♡生活はまだまだ止まりません!?〜


結局あの日から、流羽の仕事の忙しさもあって、
なかなか流羽と顔を合わせられず、話ができないまま修学旅行当日を迎えた。 


流羽がリビングに入ってきた。 

久しぶりの流羽の姿に胸がぎゅっと締め付けられる。

「おはよう」

私はぎこちないながらも、声を掛けた。

「…はよ」

ひと言だけ、しかも素っ気ない態度なのに、
私は久しぶりに会話できたことに嬉しさを感じてしまう。


ことごとく、自分はこの人から離れられないと思わされる。


「朝ごはん食べる?」

「いらない、先行く」

そう言って、流羽は家を出てしまった。