「ここ通学路なのに!!」 私は赤くなる顔を抑えながら流羽に訴えた。 「ふっ…赤くなってるとこも可愛いよ」 そう言って流羽はポンポンと私の頭を撫でてマスクを戻した。 …っ 完全に流羽のペースにのみこまれてる。 それでもやっぱりドキドキは止まらなくて それでもやっぱり私は流羽のことがどうしようもないくらい好きなんだ。