あの話してた男…? 「あの男って、春輝くんのこと?」 「春輝くん、ね…」 流羽はより一層不機嫌な顔になって、冷たく笑った。 「もういいよ、俺ご飯いらないから」 そう1言残して自分の部屋に行ってしまった。 私は何がどうしてこうなったのか分からなかった。 ただ、流羽を喜ばせたくて頑張ろうと思ったのに… なんで空回っちゃうんだろう。 どうしてすれ違っちゃうんだろう。 私はただ、下を見つめて涙を堪えることしかできなかった。