「さっきの2人の感じ見てたら分かるよ。それで今は柊さんが色々と悩んでるって感じ?」 「そこまで…?」 「俺聞くのは結構得意だから、壁だと思って吐き出してみるのはどう?」 春輝くんには何でもお見通しだった。 そしてその言葉の優しさに私は思わず気が緩んで、相談をした。 全部話した、今の悩み。 芸能人と付き合ってるからこその時間の食い違いや普通の生活ができないこと、 頑張っても空回りしちゃうこと…溜まってたこと全部。