「そういえば班長と副班長決めなきゃだよね?」


私は思い出したように言った。


「ふふっ…それは決まってるよぉ〜」


陽菜は待ったましたとばかりに口を開いた。


ん…?決まってる?


「ではでは、ゆぅくん。発表を…」


「はい、ひーちゃん。班長と副班長は…」


「「春輝と紫音でーす!」」



目の前のバカップルは目を見合わせてクスクス笑った。


え…私!?