「紫音がやめて欲しいならやめるって言ってるじゃん」 「それは違う。流羽のファンたちのために頑張らなきゃダメって言ってるじゃん」 前にもこんな会話したっけ。 私は流羽のファンでもあるから。 応援してくれてるファンを悲しませることだけはして欲しくない。 「そうだったよな」 流羽は少し微笑んでぽんと軽く私の頭に手を置いた。 そしてソファから離れて準備をし始めた。