「理帆は…そんなこと…しない…俺らは…人殺しになんかなれない。俺らは…理帆に……勝てないんだ。」 「どういう事だよ!」 総長である奏真が和哉に尋ねる。 「どういうことかって?そのままの 意味だ。実力的に勝てないんだ。」 悠哉が代わりに答える。 「悠哉まで…」 『双子らしくないのにこんなときだけは考えが一緒なのね。とにかく、私は考えを変えない。裏切りがどんな悲劇をもたらすのか、教えてあげるよ。私の一生を使ってね。』