ボクはその髪に舌を這わせる。


こんなに好きで、愛しい。


君もボクの事が好きだと言ってくれた。


なのに、どうしてだろう。


ボクがこうして愛を注ぐ相手は、必ず、ボクから、離れて行くんだ……。