「まま!! ぱぱ!!」


俺は泣きじゃくる事しかできなかった。


じたばたと暴れ、駄々をこねることしかできなかった。


違うんだ。


こんなことがしたいんじゃない。


由依が、由依が危ないんだ!!


「はいはい。大成はもうすぐ4歳でおっきくなるんだから、いい子にしてね」