「おーい!お姫さまーだいじょうぶー?」 突如として聞こえてきた、あのかんに障る間抜け声に、ブルーノの集中力は根こそぎ持ってかれた。 バッと反射的に振り向くと、ミカがクリスティーナの近くにしゃがみ、顔をのぞき込んでいるのが見えた。 ブチッ 彼の中の何かが切れた。 ブルーノは相手そっちのけで、ミカに向かって突進した_。