その後、万里くん、歌穂ちゃんが自己紹介を済ませ、いよいよ私の番になった。
「じゃ、最後は結茉ちゃんね」
健吾くんの言葉に、皆の視線が一気に私に集中する。
「えっと…香住結茉です。趣味ってほどのものでもないですけど、美味しいもの食べるのが好きです!よろしくお願いします」
最後にペコリと、軽く頭を下げて自己紹介が終了した。
無事に終わって、私は、ホッと胸を撫で下ろす。
そのまま、皆お互い興味を持った相手とご飯を食べながら話をしていた。
「え!?あのゲームもうクリアしたの?」
千花ちゃんは、予想通り長谷部くんとゲームの話題で盛り上がり、
歌穂ちゃんも近くに座ったいる広田くんと、楽しそうに話している姿が見える。
すると、隣に座っていた葵ちゃんがコソッと、
「ねぇ、結茉ちゃん。私、万里くんと話したいから後で席変わってくれない?」
私にそんな耳打ちをしてきた。



