「はいはい。万里だけで女の子たち独り占め禁止ね、はじめまして、俺は、立花男子高2年の木村健吾です。よろしくね」
万里くんの背後からサッと、飛び出してきたのは、笑顔が爽やかな男の子。
万里くんよりも背が高く、いかにもスポーツしてそうな感じだ。
「まずは、先にお店行かない?そこでそれぞれ自己紹介しようよ」
そんな健吾くんの提案から、近くのカフェに私たちは向かうことになった。
その移動の際、
「え、万里くんって成績もいいんだ~すごーい、顔もよくて頭もいいんだ!」
葵ちゃんは、早速タイプだと言っていた万里くんの隣をガッチリキープ。
千花ちゃんも歌穂ちゃんも各々適当に側にいる男の子たちと楽しそうに話をしている様子。
…なんか、早くも出遅れてる感が半端ないんだけど…



