「あぁ…もう…最近、考えること多過ぎて頭パンクしそう…」


自分の部屋に入り、荷物を置くと私はゆっくりベッドに腰かけた。


万里くんの告白だけでキャパオーバーなのに、鞠子先輩からダブルデートの誘いがあったり、本当に展開が急すぎる。


ゴロンと、制服のまま、ベッドに横になった。


そして、ポケットに入れていたスマホに手を伸ばす。


画面を見ると、


『よかった!私も馨からOKもらえたよ♪早速だけど、来週の日曜日なんかどうかな??結茉ちゃんも都合いい日とか行きたいところとかあったら教えてね』


早くも鞠子先輩から来ていたメッセージが飛び込んできた。


鞠子先輩返信はやいなぁ…。