『たくさんたくさんごめんね。


美咲が、助けてくれたの。


美咲が、私をもとの場所に戻してくれたの』


どうせ、誰も信じない。


理解して貰えなくてもいい。


友達を恥ずかしいなんて、思いたくないから。


「遥には、いい友達がいるな」
お父さんなにも知らないから‥


『美咲は、幽霊だけどね。友達なの』


「遥が、選んだ友達なら幽霊でも妖怪でもいいんだよ。遥は、恥ずかしくない。

その子も、恥ずかしくない存在だ。」


久しぶりに、お父さんの声を聞いた。


嬉しかった‥‥‥‥‥

ありがとう、お父さん。