「今日は充電させて」
「うん……」
「寝かせるつもりないから、な?」
「なっ……!」
竜くんのニヤっとした笑顔に顔が真っ赤になってることは間違いない。
「クリスマスは無理だけど、その代わり今日は一緒に過ごそう」
「うん」
「これ、見て」
竜くんが見せてきたスマホの画面。
「遠距離恋愛の日……?」
「そう、ほら。日付」
「12月21日……今日だ」
さっき、竜くんが〝俺らにぴったり〟と言ったいみがわかった。
あたしたちは、世の中の遠距離カップルよりは近いけど、遠距離は遠距離だ。
気軽に行ける距離でもないし、会うこともなかなかできない。
「今日来ないわけに行かないしょ」
なんて得意げに微笑む。
「あたしたち遠距離期間短いのに、その期間にこの日があるとかさすがは竜くん」
「はは、別に狙ってねぇよ?」
「わかってるよ。会社から言われてるだけなのにねらってたらそれはもうすごいわ」
それに、本当なら離れたくなんてないんだから。
「うん……」
「寝かせるつもりないから、な?」
「なっ……!」
竜くんのニヤっとした笑顔に顔が真っ赤になってることは間違いない。
「クリスマスは無理だけど、その代わり今日は一緒に過ごそう」
「うん」
「これ、見て」
竜くんが見せてきたスマホの画面。
「遠距離恋愛の日……?」
「そう、ほら。日付」
「12月21日……今日だ」
さっき、竜くんが〝俺らにぴったり〟と言ったいみがわかった。
あたしたちは、世の中の遠距離カップルよりは近いけど、遠距離は遠距離だ。
気軽に行ける距離でもないし、会うこともなかなかできない。
「今日来ないわけに行かないしょ」
なんて得意げに微笑む。
「あたしたち遠距離期間短いのに、その期間にこの日があるとかさすがは竜くん」
「はは、別に狙ってねぇよ?」
「わかってるよ。会社から言われてるだけなのにねらってたらそれはもうすごいわ」
それに、本当なら離れたくなんてないんだから。



