「おはよ」
マンションの下へ降りると車に寄りかかって待っている竜くん。
ドアからあたしが出ると体を起こして、笑顔になってくれる。
この笑顔になってくれる瞬間がたまらなく大好き。
「乗って」
顔は笑顔なのに、ぶっきらぼうにそう話す竜くんが最近は愛しくて仕方がない。
「はーい」
竜くんが開けてくれたドアから車に乗る。
「閉めるぞ」
あたしが助手席に座ったことを確認して、ドアをしめて運転席にまわる。
「今日はどこに行くの??」
「行ってからのお楽しみ」
少し上機嫌な様子の竜くん。
今日は会社がお休み。
〝ドライブデート〟に誘われたのは昨日の夜。
〝ドライブしよう〟って言われただけで〝ドライブデート〟なんて言われてないけど。
「どんなとこだろ?竜くん行くとこなら間違いないね」
「まぁ、変なとこではないとは思うけどあんまハードルあげんなよ」
右手でハンドルをきりながら、左手であたしの頭をなでる。
マンションの下へ降りると車に寄りかかって待っている竜くん。
ドアからあたしが出ると体を起こして、笑顔になってくれる。
この笑顔になってくれる瞬間がたまらなく大好き。
「乗って」
顔は笑顔なのに、ぶっきらぼうにそう話す竜くんが最近は愛しくて仕方がない。
「はーい」
竜くんが開けてくれたドアから車に乗る。
「閉めるぞ」
あたしが助手席に座ったことを確認して、ドアをしめて運転席にまわる。
「今日はどこに行くの??」
「行ってからのお楽しみ」
少し上機嫌な様子の竜くん。
今日は会社がお休み。
〝ドライブデート〟に誘われたのは昨日の夜。
〝ドライブしよう〟って言われただけで〝ドライブデート〟なんて言われてないけど。
「どんなとこだろ?竜くん行くとこなら間違いないね」
「まぁ、変なとこではないとは思うけどあんまハードルあげんなよ」
右手でハンドルをきりながら、左手であたしの頭をなでる。



