「茜?」
あたしの様子の変化に気づいてか、腕をパシッと掴まれる。
「……なんでもない」
こんなことで落ち込んでもどうしょうもないのに。
やっぱり、こんなこと竜くんには普通のことでしかなくて。
あたしだけが、ドキドキしてることが本当に悔しい。
「なんでそんなに暗い顔してんだよ」
「……何も無いって」
「頼むから、俺と茜の間に溝作らないでくれよ」
あたしの前に回り込んで、心配そうに顔を覗かれる。
「ただ……」
「ただ?」
あたしの言葉を包み込むような竜くんに心が軽くなってくる。
「唇に触れられるとか、そんなことであたしはいちいち反応しちゃって……」
「うん」
「竜くんはやっぱり普通だから……」
フッと竜くんが笑って〝バーカ〟って言う。
「……?」
「俺だって、茜とのことは全部大切だし、全部ドキドキしてんだから」
竜くんの笑った顔にまたドキドキが止まらなくなる。
あたしの様子の変化に気づいてか、腕をパシッと掴まれる。
「……なんでもない」
こんなことで落ち込んでもどうしょうもないのに。
やっぱり、こんなこと竜くんには普通のことでしかなくて。
あたしだけが、ドキドキしてることが本当に悔しい。
「なんでそんなに暗い顔してんだよ」
「……何も無いって」
「頼むから、俺と茜の間に溝作らないでくれよ」
あたしの前に回り込んで、心配そうに顔を覗かれる。
「ただ……」
「ただ?」
あたしの言葉を包み込むような竜くんに心が軽くなってくる。
「唇に触れられるとか、そんなことであたしはいちいち反応しちゃって……」
「うん」
「竜くんはやっぱり普通だから……」
フッと竜くんが笑って〝バーカ〟って言う。
「……?」
「俺だって、茜とのことは全部大切だし、全部ドキドキしてんだから」
竜くんの笑った顔にまたドキドキが止まらなくなる。



