「茜、林田の話聞いたんだよな?」
「うん……聞くつもりじゃなかったんだけど」
「そんなの、わかってるよ」
ポンポンっと助手席に座る茜の頭を撫でる。
「不安にさせてごめんな。でも、林田にはちゃんと彼女がいるってことは告げたから」
「本当?」
「当たり前だろ。どんだけ俺が茜のこと好きだと思ってんだよ」
本当なら、誰にも見せたくないくらいだ。
本当なら、会社でだって茜は俺のだと言いふらしたい。
そんなガキ臭い考えをしてるなんて知られたくて、そんな考え口になんてできないけど。
「よかった……」
「あのさ、このアルバムは……?」
ダッシュボードからさっきのアルバムを取り出して、茜に見せる。
「これはね、300日記念だから。今日」
「300日……」
俺はいろんな記念日に詳しいけど、何日記念とかそういうのには結構疎かったりする。
やっぱり女の子は、そういう付き合ってから何日とかを気にしたりするんだな。
「うん……聞くつもりじゃなかったんだけど」
「そんなの、わかってるよ」
ポンポンっと助手席に座る茜の頭を撫でる。
「不安にさせてごめんな。でも、林田にはちゃんと彼女がいるってことは告げたから」
「本当?」
「当たり前だろ。どんだけ俺が茜のこと好きだと思ってんだよ」
本当なら、誰にも見せたくないくらいだ。
本当なら、会社でだって茜は俺のだと言いふらしたい。
そんなガキ臭い考えをしてるなんて知られたくて、そんな考え口になんてできないけど。
「よかった……」
「あのさ、このアルバムは……?」
ダッシュボードからさっきのアルバムを取り出して、茜に見せる。
「これはね、300日記念だから。今日」
「300日……」
俺はいろんな記念日に詳しいけど、何日記念とかそういうのには結構疎かったりする。
やっぱり女の子は、そういう付き合ってから何日とかを気にしたりするんだな。