単に決められた婚約者と結婚するのが嫌で、私になんだかんだ言ってるだけなんじゃないですか? と思っていた。
「そういうお前は俺のこと、好きじゃないのか?」
そう蘇芳は訊いてくる。
「いやあの……貴方はまだ、ほとんど会ったこともない婚約者以上に接点のない方なので、急にそんなこと言われてもわからないですよね~」
と言うと、
「恋とはいきなり始まるものなんじゃないのか?
一目見て恋に落ちるとかあるんじゃないのか?」
と言ってきた。
少し、どきりとしながらも、
「では、貴方は一目見て、私を好きになったんですか?」
と訊いてやると、
「フライドチキンのおじさんと男を間違えて持って帰る人間の何処を好きになれと言うんだ」
と言われてしまった。
全否定か……。
「そういうお前は俺のこと、好きじゃないのか?」
そう蘇芳は訊いてくる。
「いやあの……貴方はまだ、ほとんど会ったこともない婚約者以上に接点のない方なので、急にそんなこと言われてもわからないですよね~」
と言うと、
「恋とはいきなり始まるものなんじゃないのか?
一目見て恋に落ちるとかあるんじゃないのか?」
と言ってきた。
少し、どきりとしながらも、
「では、貴方は一目見て、私を好きになったんですか?」
と訊いてやると、
「フライドチキンのおじさんと男を間違えて持って帰る人間の何処を好きになれと言うんだ」
と言われてしまった。
全否定か……。



