その恋、記憶にございませんっ!

 ……宮本さん、そのうち、捕まりませんかね、と思っていると、
「カメラなんかつけたら、俺がお前といちゃついてるところも映ってしまうだろ」
と言ってくる。

 自分がやましいから、という理由により、つけるつもりはないようだった。

「いや……いちゃつく予定、ありませんから」
と言いながら、とりあえず、お茶でも淹れるか、と唯は流しに向かった。